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【広島で軽貨物を起業する方必見】軽貨物ドライバーの1日の流れ:仕事の実態を紹介

執筆者の写真: エンプロイーズワンエンプロイーズワン

更新日:3月11日

軽貨物ドライバーの仕事は、近年ますます需要が高まっており、未経験からでも比較的始めやすい仕事として注目されています。しかし、実際にどのような一日を過ごし、どのような業務を行っているのか、イメージが湧きにくいという方もいるのではないでしょうか。


この記事では、軽貨物ドライバーの1日の流れを、未経験者の方にも分かりやすく解説します。具体的な業務内容、時間配分、休憩、そして注意点などを詳しくご紹介することで、軽貨物ドライバーという仕事の実態を理解し、自分に合った働き方かどうかを判断する材料にしていただければ幸いです。


1. 一日の始まり:出勤準備と車両点検

軽貨物ドライバーの一日は、早朝から始まります。多くの場合は、午前7時~8時頃に出勤し、その日の業務に必要な準備を行います。

1.1 出勤準備:

  • 身だしなみ: 清潔感のある服装を心がけましょう。作業着や動きやすい服装が一般的です。会社によっては制服が支給される場合もあります。

  • 持ち物確認: 免許証、運転日報、地図アプリなどを忘れずに準備しましょう。また、タオル、飲み物、軽食なども必要に応じて用意します。

  • 健康チェック: 体調に異変がないか確認しましょう。体調不良の場合は、無理せず会社に連絡し指示を仰ぎましょう。

  • アルコールチェック: 運輸業界では義務付けられているアルコールチェックを行います。アルコールが検出された場合は、業務を行うことができません。

1.2 車両点検:

安全な運行のために、車両点検は非常に重要な業務です。以下の項目を中心に、入念にチェックを行いましょう。

  • 外観チェック: 車体に傷やへこみがないか、タイヤの空気圧は適切か、ランプ類の点灯状況などを確認します。

  • エンジンルーム: エンジンオイル、冷却水、ブレーキオイルなどの液量を確認します。異音や異臭がないかも確認しましょう。

  • 車内: ハンドル、ブレーキ、アクセルなどの操作感を確認します。メーター類の表示、ワイパーの動作などもチェックしましょう。

  • 積載スペース: 荷台に損傷がないか、荷物を固定するためのベルトやロープが正常に使えるかを確認します。

  • その他: ETCカードの挿入、ドライブレコーダーの動作確認なども行いましょう。

1.3 点検結果の記録:

車両点検の結果は、運転日報に記録します。異常が見つかった場合は、速やかに会社に報告し、指示を仰ぎましょう。自己判断で修理せず、必ず専門家の指示に従ってください。

1.4 業務連絡の確認:

当日の配送ルート、荷物の内容、注意事項などを確認します。変更点や不明な点があれば、必ず上司や配車担当者に確認しましょう。

これらの準備をしっかりと行うことで、安全かつ効率的に業務を開始することができます。焦らず、確実に行うように心がけましょう。


2. 配送業務:安全運転と効率的なルート選択

準備が完了したら、いよいよ配送業務の開始です。配送業務は、軽貨物ドライバーの仕事の中心となる部分であり、一日の大部分を占めます。

2.1 荷物の積み込み:

  • 伝票との照合: 伝票と荷物の内容を照合し、間違いがないか確認します。

  • 荷物の種類と特性の把握: 荷物の種類(精密機器、食品、医薬品など)や特性(割れ物、温度管理が必要なものなど)を把握し、適切な方法で積み込みを行います。

  • 積み込みの順番: 配送ルートを考慮し、降ろす順番に荷物を積み込みます。

  • 荷崩れ防止: 荷物が崩れないように、隙間を埋めたり、ベルトやロープで固定したりします。

  • 重量バランス: 車両の重量バランスを考慮し、偏った積み方をしないように注意します。

2.2 配送ルートの確認:

  • 地図アプリの活用: 最新の地図アプリを活用し、最適な配送ルートを選択します。

  • 交通状況の把握: 渋滞情報などを確認し、迂回ルートなどを検討します。

  • 時間指定の確認: 時間指定のある荷物については、時間に間に合うようにルートを調整します。

  • 駐車場所の確認: 配送先の駐車場所を確認し、安全に停車できる場所を選びます。

  • 一方通行などの交通規制の確認: 一方通行や進入禁止などの交通規制を確認し、違反のないように走行します。

2.3 安全運転の徹底:

  • 法定速度の遵守: 法定速度を遵守し、安全な速度で走行します。

  • 車間距離の確保: 前の車との車間距離を十分に確保し、追突事故を防ぎます。

  • わき見運転の禁止: スマートフォンの操作や地図の確認などで、わき見運転をしないように注意します。

  • 急発進・急ブレーキの禁止: 急発進や急ブレーキは、荷崩れや事故の原因となるため、避けましょう。

  • 歩行者や自転車への配慮: 歩行者や自転車に十分注意し、安全な走行を心がけましょう。

  • 右左折時の安全確認: 右左折時には、周囲の安全を十分に確認し、合図を出してから行いましょう。

2.4 荷物の配達:

  • 丁寧な対応: 配達先では、丁寧な言葉遣いと笑顔で対応しましょう。

  • 伝票の確認: 受取人に伝票を確認してもらい、サインまたは捺印をもらいます。

  • 荷物の受け渡し: 荷物を丁寧に手渡し、破損がないか確認してもらいましょう。

  • 不在時の対応: 不在の場合は、不在票を投函し、再配達の手続きを行います。

  • 配達完了報告: 配達が完了したら、速やかに会社に報告します。

2.5 休憩:

  • こまめな休憩: 長時間運転による疲労を防ぐため、こまめに休憩を取りましょう。

  • 適切な休憩場所: 安全な場所に停車し、体を休めることができる場所を選びましょう。

  • 水分補給: 水分補給を忘れずに行い、脱水症状を防ぎましょう。

  • ストレッチ: 体を動かし、血行を促進することで、疲労回復を促しましょう。

2.6 トラブル発生時の対応:

  • 事故発生時: 事故が発生した場合は、まず負傷者の救護を行い、警察に連絡します。その後、会社に連絡し、指示を仰ぎましょう。

  • 車両故障時: 車両が故障した場合は、安全な場所に停車し、ロードサービスに連絡します。その後、会社に連絡し、指示を仰ぎましょう。

  • 荷物事故時: 荷物が破損した場合や紛失した場合は、速やかに会社に報告し、指示を仰ぎましょう。

安全運転と丁寧な対応を心がけ、効率的なルート選択を行うことで、スムーズな配送業務を実現できます。また、トラブル発生時には、冷静に対処することが重要です。


3. 一日の終わり:帰社後の作業と報告

一日の配送業務が終了したら、帰社して最後の作業を行います。この作業も、次の日の業務にスムーズにつなげるために重要なものです。

3.1 荷物の整理・積み下ろし:

  • 未配達の荷物: 配達できなかった荷物を整理し、指定された場所に保管します。

  • 返送する荷物: 返送する必要がある荷物は、所定の手続きを行い、発送準備をします。

  • 車内の清掃: 車内を清掃し、ゴミや不要なものを片付けます。

  • 忘れ物の確認: 車内に忘れ物がないか確認します。

3.2 車両の清掃・メンテナンス:

  • 洗車: 車体を洗車し、汚れを落とします。

  • 車内清掃: 車内を掃除機で清掃し、清潔な状態を保ちます。

  • 簡単なメンテナンス: タイヤの空気圧の調整、オイル量の確認など、簡単なメンテナンスを行います。

3.3 事務処理:

  • 運転日報の作成: 一日の走行距離、配送件数、休憩時間などを運転日報に記録します。

  • ガソリン代の精算: ガソリン代を精算し、領収書を提出します。

  • 売上報告: 売上金を会社に報告し、精算を行います。

  • その他: 必要な書類を作成し、提出します。

3.4 業務報告:

  • 口頭報告: 上司や配車担当者に、一日の業務内容や状況を報告します。

  • 問題点の共有: 配送中に発生した問題点や改善点などを共有します。

  • 明日の準備: 明日の配送ルートや荷物の内容などを確認します。

3.5 退勤:

全ての作業が完了したら、退勤となります。お疲れ様でした。

3.6 注意点:

  • 車両の鍵の返却: 車両の鍵を必ず返却し、指定された場所に保管します。

  • 私物の整理: 私物を持ち帰り、職場に放置しないようにしましょう。

  • 忘れ物の確認: 忘れ物がないか再度確認し、退勤しましょう。

帰社後の作業を丁寧に行うことで、車両の状態を良好に保ち、次の日の業務をスムーズに開始することができます。また、業務報告を通じて、問題点の共有や改善策の検討を行うことで、業務効率の向上に繋げることができます。


まとめ

軽貨物ドライバーの1日の流れは、早朝からの準備、安全運転を心がけた配送業務、そして帰社後の作業と報告で構成されています。

この仕事は、一人で黙々と作業することが好きな方、運転が好きな方、体力に自信がある方に向いていると言えるでしょう。また、近年では女性ドライバーも増えており、性別に関係なく活躍できる仕事です。

未経験からでも挑戦しやすい仕事ですが、安全運転、丁寧な対応、そして責任感を持って業務に取り組むことが重要です。この記事が、軽貨物ドライバーという仕事に対する理解を深め、あなた自身のキャリアを考える上で役立つことを願っています。



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